設立の背景
2002年の静岡県立静岡がんセンター開院以来、静岡がんセンターやファルマバレーセンターに対し、国内外から学術集会や研究会、シンポジウム等の開催依頼が増加しておりました。これに対して、静岡県東部地区にはこれらの開催をサポートできるPCO(Professional Congress Organizer)が皆無であったため、やむなく都市部で開催することもありました。こうした経緯から2006年「東部地区学会誘致支援研究会」が立ち上げられました。
この研究会はもともとイベントを生業としている地元企業の集合体であります。外で行うイベントや会館で行われる音楽イベントなど幅広く企画運営をしておりました。しかし、この地域に「学会」と呼ばれる催しはほとんどありませんでした。
そこで「東部地区学会誘致支援研究会」は、静岡がんセンター、ファルマバレーセンター、静岡総研等の助言を受け、学会を含むMICEの誘致運営ができる組織を設立しました。
2006年からの実績を踏まえ、2009年6月に前身である「東部地区学会誘致支援研究会」を法人化し、特定非営利活動法人コンベンション静岡が設立されました。法人化と共に、運営に必要な機材等を扱う技術者も拡充し現在に至っております。
元々、屋外のイベントを中心に展開をしていたイベントのプロ集団が学会や研修会等を誘致・運営ができるスキルを身に着けて作った組織がNPO法人コンベンション静岡です。
また、学会の誘致・運営だけでなく現在はMICE全般の誘致・運営をおこなっております。